夏真っ盛り、猛暑に耐える花
田舎から持って帰った野姫ユリが真夏のボス
よく似ていますが違う花、左から野姫ユリ、甘草、能全カヅラです。
真剣に花を育て始めて10年位ですね。それまでは頂いた鉢を枯らしたこともあります。もともと自然と植物に触れるのが大好きだった私は、あまりの忙しさにそれを忘れていました。畑はよく手伝っていたんです。無農薬の野菜に惚れてです。
玄関アプローチに花を育て始めたら、通る人が必ず見てくれる。そして水をあげるときに知らない人からも私の花で安らいでいるとお言葉を頂戴するようになりました。
それから拍車が掛かり、
種々の花を植え、色のコーディネートをし、四季いつでも花があるように、珍しい種類を求めて遠くの園芸店もチェックするようになりました。うちの庭に何種類の花があるのか、ノートにつける楽しみもありました。
しかしそうしたことは忙しい中、長続きしません。外来種のバイオで交配させた品種は弱くその年だけ。鉢を取替え、植え替え、作業も大変。
その内私は鉢を並べているときに、
去年のこぼれ種が芽吹いて来たり、忘れていた球根が今年は弱々しくも細い新芽を出した姿がとても可愛くなったのです。忘れていた頃に毎年姿を見せる宿根草達の力強い美しさにも惚れこみます。
左から 原種のグラジオラス・白鳥草ガウラ・カサブランカ
赤い花 日々草・サルビア・グラジオラス
青い花 グァテマラ・西表アサガオ・トレニア
開花の期間がとても長い花
真夏から咲くオミナエシ・サルビア・チロリアンランプ
今ではずぼら管理ですが、なすがまま、自然のままに植え替えをしない鉢を並べています。花が済んだら球根に栄養が戻るように、暫くは葉のみでも鉢に残す。
秋に色あせたとき、その葉を摘んであげます。表面の土は取り除かない、こぼれ種の内、強い品種で残ったものは春に芽を出す、それを待ちます。
自然の営みがよくわかり、
こんにちは今年もよろしく、おはようさん今日は蕾が開くね、あれ、貴方生きてたんだ、こんなところから芽を出して........もう無しになったんと思ってた....。
そんな語りかけの楽しさを満喫しています。
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