2010年度 大阪女性部総会

西岡専務

2010年04月27日 17:24

4月20日(火)18:00大江ビル会議室にて開催
大阪の女性部は結成25周年を越え、30周年に向かいます。

中同協(中小企業家同友会全国協議会)
女性部連絡会代表 
糸数久美子氏を基調講演に迎える




写真はクリックで大きく見られます

タイムリーな打ち明け話で
   沖縄を少し理解できたでしょうか

糸数さんは愛知県生まれですが、縁あり沖縄へ嫁ぐことに。
税理士業務に経営コンサルタントを加え、お忙しいことと
思いますが、沖縄県同友会を引っ張ってきたのはこの人。
特に沖縄女性部を輝かせ、大きな波動を作ってこられたと
思います。

現在は中同協全国協議会の女性部代表を選任

沖縄の行方はどうなる
糸数さんのお話を聞きながら、自分の身になぞらえて
考えていました。第2次大戦後の昭和22年に生まれ
戦争の痛手から立ち直るべく、産めや増やせやという時代
いわゆる団塊の世代と言われた、ベビーブームの子です。

何をするにも人が多く、きちんと主張しないとかまってもらえず
進学も就職も競争相手は多かったけれど、高度成長時代は
まだ物がないから、どんどん作っても売れていく右肩上がり
日本として、日本人として初めてのことに触れた喜びもあり
大変楽しい時代であったと、私は思います。

鳩山総理は演説に何を盛り込んだか
5月1日のメーデーを前に30,000人を超える人が
連合の大会で集合されたが、1970年代を見る思いです。
高度成長時代の真っただ中には、賃金アップを目指し
全国の労働組合が旗を掲げてうなっていました。

今度の選挙戦を成功するために、アメリカとの関係を
上手に保つために、政権の持続を願っての思いからか
すべての発言がはっきりしない二転三転の鳩山さん
沖縄・普天間基地の負担を
  どこへ持っていこうとしているのか




島んちゅうの人々の言葉を借りながら、糸数さんが語る
本音の隠された部分は沖縄の経済に関する情報でした。

7割以上の人がなんらかの形で基地経済にかかわっている
その沖縄にとって基地の存在は大きすぎる背景。

しかし永遠の平和を求める心、環境に対する責任感は
自分たちの経済の安定に勝るものがあるからこそ
基地の立ち退き、国外追放を求める声が高らかになる

では、どこへ行って貰おうというの?

島の人は言うのです。徳之島の案が上がったけれど
自分たちが嫌だからと言って、徳之島へ行ってくれたら
それでいいの?初めて基地が来るかも知れない衝撃さ
ふってわいた寝耳に水のような話に、徳の島も怒るさ

そんならまだ今まで我慢してきた沖縄が我慢できるさー

戦争で痛めつけられ、本土返還までの我慢を強いられ
基地に助けられながらも治外法権のような理不尽をなめた
その沖縄が米軍から解放される日はないのでしょうか

沖縄人の心の温かさ、人への思いやり
身近に聞いた基地問題を深く考える

糸数さん、貴重なお話を有難うございました。
懇親会でも続きの討論がなされていました。


乾杯は沖縄に生まれて、縁あって大阪へ嫁いできた
山創の山本さんが故郷の逸話と共に御発声。

このあとは懇親会の表情です。女性部最高!








女性部担当、畑野代表理事もご挨拶を















女性部の活動の良さは、皆それぞれが抱えてきたものを
共有できる思いが、そこに流れていることかも知れません

結婚、出産、子育てだけではない、仕事人としての人生を
送っていくことを決意し、ハードなハードルを自分に架して
精一杯頑張っている笑顔がそこにある、そんなところが
女性部のとても好きなところです

これでみんな登場しましたか
勢いのある美女揃い
2010年
 ~いっしょに~仲良くよろしく



    ☆☆
          ☆




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