オオサカジン

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Posted by オオサカジン運営事務局  at 

2012年04月28日

福島全国研究集会エクスカーション.いわきハワイアンズ

福島で開催された全国研究集会

3月8日(木)~3月9日(金)研究集会
  3月9日(金)~3月10日(土)エクスカーション


その懇親会場では、ハワイアンズのキャンペーンが




復興への道のり

福島全研に出席するとともに、
エクスカーション(いわきコース)に参加してきました。
その企画にスパリゾート、ハワイアンズがあったからです。

震災で施設が壊れ、営業もストップ。
辛い1年をフラガールたちは
全国縦断キャンペーンに掛けました。

1年間で、120カ所余りの巡業をし、
復活の際には是非ハワイアンズへ来てくれるよう、
お誘いする旅がNHKのドキュメントでも、紹介されました。


かつて常磐炭鉱だった山に温泉を掘り、
東北のハワイを作った話は映画にもなりました。

そして今度は震災で受けた打撃をもろともせず
フラガール自ら立ち上がり、
館内いっぱいのお客様が帰ってきました。

旅程は福島県産材を使ったロゴハウス仮設住宅を視察。

いわき菌床椎茸栽培の工場見学。

原発事故風評被害の真っただ中にある蒲鉾製造販売。

そして津波で9割の展示魚貝を流失しながら、
全国からの協力で見事復活した
環境水族館アクアマリンふくしまに行きました。


 涙なしではいられない3日間。

日本は強い、根強い、
  我ら断じて滅びず

                     と叫びが聞こえます。

つづく.....スマイル


福島県知事佐藤さん、熱く今後の福島を語る。

来年の全研は福岡より
全国よりご来場を願って、お誘いのパフォーマンス。
きっと行こうという気になります。ご一緒に.....。

さて、いわきエクスカーションへ



木の力 仲間が立てる仮設住宅
仮設住宅建設の入札があったとき、同友会の仲間立つ。
福島県産のヒノキを使ってロゴハウスの仮設住宅を。

通常の年商の10倍近くとなる取引に入札の札を入れた。
仲間5社との共同入札で、そのテーマは福島の林業再生。
今低迷の林業の復活と、木の力で復興にかける意気込み。

かくして1位入札を果たし、ロゴハウスは作られていった。
その現場を視察したが、見られる住民感情には気遣いを。

1年近くたち、未だその費用が振り込まれていないと聞いた。
善意で成り立つこれらの会社をつぶす気か!
福島を救いたい、尊い努力を踏みつぶすな!


そして放射能の風評被害はここにも及んでいくことに....。

いわき菌床椎茸栽培








2日目のシンポジュームでパネラーをされた
渡部さんの会社へ、椎茸菌床の見学会

森の1号は3か月かかって収穫できる椎茸へと育つ
菌の植え付け、温度と湿度の管理、システム化

菌のバイオ室へはなぜか男性立入禁止で
女性のみが見学できた....面白い逸話も

ゴールデン椎茸をお土産にいただき上機嫌
申し訳ない思いで近況を聞きますと

屋根があり、空気を封じ込め、放射能とは関係なし
それを告げても風評被害が.....。

そして夕刻


東北のハワイ
いわきハワイアンズリゾートへ到着しました



社員が語る復興までの道のりは常磐炭鉱から



各宴会場へそれぞれが出向きハワイアンズの復興を告げる
かって常磐炭鉱が石炭需要の陰りとともに閉鎖になったこと

そのとき資本主は20に余る代替事業を興し、雇用を確保
しかしそのときの起業で今に残るはハワイアンズのみとか

震災ではプールの地面も液状化となり、資本の力も尽きた
そんな1年をフラガールたちの巡業公演とキャンペーンで

復活のあかつきにはどうぞ来てね
宴会の後、特等席にて舞台を見せてもらいました



写真はクリックしてね




次の日は雪もようで海は荒れた
3月のこんな日は去年も同じらしい



いわき同友会の方々には本当にお世話になりました


蒲鉾製造販売会社の材料は外国漁獲産
近海ものは使っていませんとのしおりを入れて

なんとか営業していますのはこのえべっさんと
大国さんのおかげです....と説明をいただいた
かねまん本舗で蒲鉾を買う


被災地に降る雪は悲しい



家の基礎だけが残り、ときどき残った家もあるが誰もいない
中は無残に荒れてライフラインも閉ざされた家がたたずむ




髪のみだれに 手をやれば
   赤い蹴出しが 風に舞う
憎や恋しや 塩屋の岬
   投げて届かぬ 想いの糸が
胸にからんで 涙をしぼる

美空ひばりの歌碑が建てられ、この曲が流れると
思わずなごむ人たち....ひばりちゃんの声には力がある
津波をかぶって壊れたレコーダーをみんなの願いで直した

ここがあの塩屋岬です
古い人なら“喜びも悲しみも幾年月”を知っていますか


この方東京同友会事務局
このあと私もバスガイド

そして車はマリンセンターへ
バスの中のビデオでは貴重な映像を見ました

人はその恐怖が間近にならないと
自分の危険も気がつかないのか
津波が近づいてくるときに、まだここまでの災害を知らない
この施設の展示魚貝は9割まで流されてしまったのです

1年を経て復活できた福島マリンセンター
その展示には、全国の水族館から寄せられた
標本が見られました




東京には空がないと千恵子は言った....。
今、福島の空が心配です
安達太良山の裾を行く高速道路から
見る見るうちに積る雪を見ながら
JR福島の駅へ





ここから新幹線で大阪へ帰ります。


いわきエクスカーション終わりです
心のままに涙が止まらない旅でした

お世話をいただいた方ありがとう

このたびお知り合いになった方
これからもよろしく


     ☆   新幹線新幹線新幹線


  


Posted by 西岡専務  at 10:52Comments(0)中小企業家同友会



illustration by workship K