防水プロフェッショナル

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

守口Ｐマンション　漏水現場
施工前の状態です
難しいお仕事のご用命を頂きました
防水プロフェッショナルにお任せ下さい。







３階建てオーナーズマンション
ロの字型に各戸が集合、真ん中の庭は広場ともなる
その中庭に樹木を植えて、出入りには四季を感じる

クリスマスをここで住人さんも呼んでやると
みんな喜ばれるとオーナーさんがおっしゃった
息子さんのご家族もこちらでご一緒
さもありなん、ヨーロピアンスタイルの素敵な
造りで、中庭の木にイルミネーションを付けたら
とても綺麗なディスプレイとなることでしょう

ロの字型の玄関前バルコニーの上には
温室のようなガラスの屋根がつけられ
屋上へはその開閉部から出入りします



漏水の診断から始めます


このビルの防水工事は塩ビ(塩化ビニールシート)の包囲
によります。躯体とシートとの間には断熱材のマットを
敷き込み、屋上からの夏炎天下遮熱や寒風雨より
室内温度を守ることを、考えられたものと思われます

塩ビの切れた所から水が入るのを防ぐため
改修に貼られたテープが捲れて飛んでいました

既設の防水層をめくってみると上の写真のように
躯体との間に多量の水がまわっています
塩ビシートの弱点は、平場はいいのですが
特に立ち上がりの部分が長い年月にその重みで
垂れてきますと厄介です

そして引っ張られると弱いということです
特に水切りドレンの周りは塩ビが遮断され
何度かの漏水を修理した状態のところも
ありました
上の写真は漏水を切り貼りシート(水色)で止めよう
としたがずれてめくれてしまっています
これでは漏水は当然起こってきます

下の写真は改修時の状態が辛うじて残っている
ドレン周りの写真です


改修の選択肢

①屋上のすべての既設防水層を撤去し
　　ウレタンＦＲＰ複合防水による新設防水工事を行う
　　防水層トップには遮熱塗装仕上げを施工し
　　炎天下からの熱を遮断する

②現在漏水が発生している部分が周囲１０か所に
　　あるドレン周りに集中しているので、
　　外側から1000ｍ/ｍ～1500ｍ/ｍ部分を
　　塩ビと断熱材でこれまでと同じ仕様の改修をし
　　全体にトップコートをかけて塩ビの劣化を防止する

③　②による周囲の防水改修のみとし
　　トップコートについては、この後の劣化状態を
　　見守る。場合によっては、今の塩ビが持たない
　　場合も考えられるので

といった３提案をさせて頂きました
③の工程を選択され、６月中旬の雨を避けながら
工事に取り掛かりました

インターネットから当社をお知り頂き
お電話にて見積もりのご依頼を頂き
技術説明を現場責任者からさせて頂きました

改修工事途中報告



上写真
捲って見るとドレンの状態が相当ひどかったです
ノヅルが水切り樋にきちんと差し込まれていない状態で
水は逆流していました。



上写真
塩ビシートと水切りドレンとの間に泥がつまって
水が溜まってきても逃げ場がない状態になっている
そこで、断熱材の方へと水が流れ出し、
断熱材はたっぷり水を含んだスポンジ状態となる
上からは塩ビが貼られているので、天気が良くても
乾かない、といった状態となっていました

改修工事　工程


まず水切りドレンの周りから、塩ビシートを切り取り　
漏水状態を調べ、周囲1100～1500幅の改修決定　

塩ビシートを切り取り
中の断熱材を取り除く
下地の泥、砂を取り除く清掃
天日で漏水箇所を乾燥させる


周囲立ち上がり壁部分
タイル壁との間のコーキングは劣化している
すべて取り除き、打ち替えをする
押さえ金物をはずしコーキング材撤去

従来のドレンの効用なし
泥が詰まっていましたが
すべて取り除く

水を吸い込んだ断熱材の取り換え


塩ビシートと断熱材を取り除き
下地清掃された状態となる



水性プライマーの塗布


全体にプライマーを含浸させ
躯体との接着効果を出させる


断熱材貼り付けのボンドの塗布


まんべんなくボンドを塗布する


新しい断熱材の貼り付け


断熱材貼り付けのあと
次の工程は
自着性　ＴＶＤシートの貼り付け

防水工事で一番技術を要するのは
ジョイント部分の始末です
理化学的に漏水防止を発想できるか
永年の研鑽により習得した技術を発揮できるか

どんな現場でも愛着を持ち、ありたけの技術を
投入する努力と、そこでの新たなる勉強ありき
これが次の現場を支える技術です


１ｍｍの誤差を許さない


ふた幅以上になるときのジョイントへの気遣い



塩ビのドレンはすべて取り除き


砂１粒無いまでの清掃


ドレン周りは切り抜き処理にてウレタン防水をする


成型ドレンの取り付け


成型ドレン周りウレタン塗布


従来の水切り口を活かしたドレン周りの改修

次は立ち上がり壁面の工程です



外壁はタイル仕上



ＴＶＤ自着性シートと立ち上がり壁面との間は
シリコンコーキング材にて隙間を埋める



タイル壁との間もコーキング打ち替え
ガラスクロスを貼った上にウレタンの防水材を塗布



立ち上がりにもガラスクロスを貼った上での
ウレタン材の塗布

ウレタン塗膜防水の工程
ウレタン樹脂は石油を原材料とする合成樹脂です
ゴム質の性質を持ち、引っ張り横揺れにも強いのですが
更に強化するためにはガラスクロス、ガラスマットなどの
繊維材を積層し、強度をつけ、耐摩耗性、耐衝撃性の
防水層を現場にて形成していきます



端場ジョイントの仕末は徹底する



ガラスクロスの上へウレタン防水材の塗布


立ち上がりウレタン塗膜防水の仕上




ＴＶＤシートの上にはウレタントップコートの塗布




立ち上がり壁上部のタイル間にはコーキング


ウレタンコーキングガンによる注入の後
秘蔵のスポンジヘラで表面を平たんに





お見積り以外に気づいたところはサービス補修
これは昇降梯子の取り口とワイヤー留め金具です
取り口の僅かな隙間に雨水の侵入が考えられます
ウレタンコーキングで補修しました


マスキング(目張り)テープをはがせば円形に
コーキングによる漏水防止工事

一部原材料のご紹介
より良い工事をモットーに
環境対応型への移行を目指す
人界戦術のウインチにて搬入








ＦＲＰ製のドレンです　今回すべて取り換えました


工事期間１０日間
梅雨が本格的になる前に
完成しました

屋上防水改修工事　完成













ドレンの入り口は枯れ葉、ゴミ等を除く蓋を取り付け



これで周囲からの漏水は完全になくなりました
改修部分については防水は１０年の保証です

気にかかるのは塩ビで残したままの未改修部分ですが
表面のコーティングが風化し、破れやすい状態になって
います。トップコート(上塗り)をかけて劣化を止める工事を
追加されることにより、防水層を長持ちさせることが
可能です

次の段階としてリーズナブルにお考えください


ご用命、誠に有難うございました

　　　　　　　

　　☆☆
　　　　　　　　　　　　　　　　　☆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　





  

琵琶湖バレイの１日
見学親睦会を開催しました
写真はクリックしてね

６月２８日(日)快晴




中小企業家同友会　北摂支部開催
　　　　　　　女性部への参加ご案内
大人と子供で２０名様　楽しい１日でした

JR湖西レジャー号への乗車にて集合し、志賀駅で下車
乗り継ぎバスにてロープウェイ麓駅に到着後
5分間の空中散歩は121人乗りの大型ロープウェイ
小学生、幼児連れ、女性部からもご参加
20名様に楽しんで頂きました





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
地球環境保全の意義を肌で感じよう!
とテーマづけた見学親睦会は雄大な琵琶湖の眺望が
眼下に広がる琵琶湖バレイにて開催



くっきりと水辺のラインが南郷の方まで見渡せる
素晴らしい快晴に恵まれました
美しい琵琶湖から滋賀、京都、大阪へと命の水が運ばれる
その環境を守ることの意義を感じながら、リフトに揺れ
雲が上がっていくのを見ました



正面は蓬莱山の頂上へ向かうリフトが続いています

















頂上の花たちに魅せられて　


宿根フロックス


のこぎり草


野辺咲きレースフラワー


西洋セージ


紫ほたる袋


釣鐘にんじん草
　
長すべり台、壁のぼり、草ゾリ
グリーンシーズンも遊具がいっぱい
とりわけ水鉄砲は色んな種類がおいてあり
真夏日のような暑さに水の掛け合いサバイバルは
皆が子供になりました







自然に触れるっていいですね
子供たちの笑い声が楽しかった
将来の地球を考えるのは君たち

また雪の頃にも来てみましょうか

　　　　　　　　　

☆
　　　　　☆






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


  

　第13回女性経営者全国交流会　
6月11日(木)～12日(金)　ｉｎ青森
下北半島仏ケ浦　恐山に心を預ける


　　写真はクリックしてください
壇上右端は敬愛する赤石さんです

中小企業家同友会　大阪女性部から３０名の参加
青森奥入瀬の渓流に添った、奥入瀬グランドホテルが会場
青森空港からホテルへの道のりはチャーター便シャトルバス

折しもの雨に車窓は曇り、白神山地の裾野に広がる風景も
蒸し暑い湿気にかすんで見えた......そのとき
雪や！と叫んだのは私、カルスト台地の石灰岩が雪に見え

開催の序幕
赤石義博氏からの問題提起
女性経営者に託す『四つの期待』

第１に....生活者の視点を大切にした経営
第２に....草の根経済活性化の原動力に
第３に....平和の担い手であれ
第４に....原点活動の重視

中同協(中小企業家同友会全国協義会)４０周年を迎える
大阪は昨年、結成以来５０周年を迎え、女性部は２５周年

中小企業憲章草案の発表の年に当たり
２００３大阪で聞いたその意味を再度確認する




私の参加分科会は第６分科会です
総合建設業　藤田建設工業㈱
　　　　代表取締役　　藤田光夫氏
　　　　　総務課長　　　梶　春江氏
２人報告で伝えるものは
赤石さんのおっしゃる『四つの期待』になぞらえ
私なりに検証してみます
梶さん、失礼があればお許しください

第１の期待....生活者の視点を大切にした経営　　　
　　　パートから働き始めた梶さん、途中出産も克服しながら
　　　総務課長まで昇進、ワークライフバランスの視点から
　　　女性が働く現場をこれほど支えた経営は称賛

第２の期待....草の根経済活性化の原動力に
　　　社風からくる女性の実力行使は先代社長
　　　　　　　　　　　　　　　(藤田社長のお母様)ゆずり
　　　資格・免許の取得者には給料手当で還元するという
　　　取得支援策は、価値ある人材育成へとつながっていく
　　　梶さんは土木施工管理技師、重機オペレーターの
　　　免許を取得、採用・アドバイザーや品質管理にも
　　　女性の細やかな視点を活用　　　　

第３の期待....平和の担い手であれ
　　　女性は子育てをしながら生活を支える強さがある
　　　育てた子供たちが幸せであれと願う心は母なればこそ
　　　藤田建設工業の社員は１８０名(うち女性２０名)
　　　この２０名の女性社員全員が育児休暇の取得済み
　　　まわりの社員みんなでカバーしあうその社風に包まれ
　　　ひたすら平和を願う心が浸透していく　　
　
第４の期待....原点活動の重視
　　　建設は建設屋である持ち前の本業に力を尽くしながら
　　　商いの原点、仕事の原点、本来の人間の原点に立返り
　　　真髄となる活動を続けることができるかどうかの
　　　真価を問われるということであろうか........
　　　間違いない仕事をする土台は「人材」と言い切る
　　　その社員共育に乗っかり、頑張り、暮らしを守る



赤石さんの四つの期待を実践していく幹部社員
梶さん、今後益々とご期待申し上げます

懇親会ではスコップ三味線


懇親会にはねぶたも祝う









８月開催　大阪での経営労働問題全国交流会
参加の呼びかけを舞台上から高らかに



舞台裏では静岡女性部の出番待ち
次回２０１１女性部交流会は静岡にて
必ず行きます待っててね、よろしくね
チャッキリ、チャッキリ、チャッキリ、ナー




１日目分科会と懇親会終了

２日目おからこんにゃく記念講演
岡田哲子氏　ベジタリアン料理研究所　所長



そしてその旅は後3日、下北半島へと続きます.....

旅の１日目

伊丹--青森--奥入瀬渓流
--奥入瀬グランドホテル宿--
女性経営者全国交流会参加


次の日は嘘のように五月晴の青空
奥入瀬渓流に添ったホテルの庭、格好の散歩道を歩く
昨日からの大雨で渓流は濁り、泡もうつろう薄茶色に



モニュメントは　岡本太郎作
指の運びはどことなく万博公園に残された太陽の塔
この川に住むというカッパをモチーフとしたものか
非凡でなければ解らない芸術に亡き人を偲ぶ　











青森女性部おもてなし旅行に参加

全国交流会が終わった後、おもてなし旅行への希望参加
十和田湖周遊の日帰り旅行に便乗し、午後を過ごす

--石ｹ戸・銚子大滝--
十和田湖巡り遊覧船--八戸駅





渓流に添って上流に上がっていくと途中、古い地殻変動に
断層は滝をつくり、銚子大滝と名付けられる勢い水の量
滝壺で少々の休憩、この源泉十和田湖へ



遊覧船船着場



十和田湖は火山の爆発によりできた火口に水をたたえ
太古の面影を残す山肌が周囲を囲む

いわゆるカルデラ湖





地酒を仕入れて持ち込むところはいつも通り

同友会会員のブースで手に入れた南部仕込みは八仙
八仙はすこし甘口？
醸造元は八戸酒造さん、辛口もありますか

後ろの席にはお馴染みの顔ぶれにわいわいと盛り上がり
そのうち別の飲み代が届いた、これまた辛口
青森女性部の副部長さん有難うございます、恐れ入ります
そのうち遠くに乙女の像が見えてきた



対岸へ到着です






木組みの桟橋から湖畔へと続く道
水辺を乙女の像へとたどりつく





遠いところから、古くからこの像を知っていた
今その前に立って、アァ旅行っていいな....
目の前に本物を見るのが一番の瞬間





水辺を歩くのも久しぶり
大町桂月の唄にふれ
乙女の像のポーズを取ると
旅の仲間は一体感に包まれる

十和田湖を後に、八戸駅へとバスに乗車
青森女性部の皆様ともここでお別れ
おもてなし旅行に参加された皆様とも....
また今度はどちらの全国大会で出会えるか
楽しみに、ありがとう、お世話になりました



東北本線--大湊線--むつ斗南温泉宿
--深夜紀行--下北半島--





八戸からｽｰﾊﾟｰ白鳥に乗り一路北へ

青森へと続く途中、野辺地(のへじ)で大湊線へ乗り換え
下北駅まではむつ湾の夕日にゾクゾクと旅情が湧いてくる
笹寿司と牛肉幕の内、もちろんビールも買い込んで
今日の早めの夕食は車内弁当を楽しむ

旅館到着が遅くなるので夕食オーダーは無し
着替えて夜のむつ市へ飛び出そうという魂胆
結構2時間近くの列車の旅が続くからそれもよし









ここで東北本線から大湊線へ

さてむつの夜

斗南温泉グランドホテル宿泊
外からもお客を迎える風呂は
造りは古いがまさしく温泉
かけ流しの熱いお湯に疲れも取れる

のれんくぐった魚やは北の海の幸カウンター
いつもなら大好きな種類のお料理が
ちょっと胸に支えたのは車内弁当がきいたかな

このあとスナックを探して大当たり

私たち鼻がきくから、まず数ある店が並ぶ中迷わない
ここだ！この店


ブランドという名前も良かった
マスターもとても良かった男前
少ない客が私たちを注目していた
どこから来たんサーこの女ども

マスターがしきりと大阪へ行ってみたいと言ったから
いつでもおいで、道頓堀を案内してあげると口約束
ほんとに来たなら2人で接待、楽しみが増えた
ここのママは焼もち焼かないところ、さすがプロ

やっぱりみちのくひとり旅よね
風雪流れ旅もいいよ、私は石川さゆりの
上野発の夜行列車下りたときから....

最高の夜が更けてゆく




３日目
大間--仏が浦--薬研温泉宿



男鹿半島は左　下北半島は右
下北半島の付け根がむつ市
東の海岸へでたところが大畑

普通の路線バスでぐるりんと大間、仏が浦まで行く
バスがあればタクシーを雇わないところがミソ
バスは車高が高くて見晴らしがよく、街道沿いの景色は
何といってもバスが一番、ただし座れたらだけど....

この辺の人は観光するのにバスは乗らないみたい
たいていマイカーで来ているが、そうすると飲めない
やっぱりバスが一番、タクシーはベラボウに高い
とにかく東北は広いから




むつバスターミナルから２時間かかる仏が浦
今日は観光船に乗って岸辺に上陸の予定
ちょっと気になるのがお天気だけど
なんとか持ちそう？しかし海は荒れてる



東側　太平洋につながる海を右に見ながら
一路北へと走っていく路線バス
ありがたいことに、各停留所で地名をアナウンス
地図を片手にどこまで来ているかすぐにわかる

バスの下にも家がある！波に飲み込まれない？





旅館や家の玄関は必ず二重扉に作ってある
出入りに暖気を逃さないよう冬の寒さは相当！



赤茶けた海岸の岩はもずくがついたせい



大間に近くなり、漁婦の収穫姿が見える



ＮＨＫの朝の連ドラ、私の太陽
見ました？
大間のまぐろ漁師の家庭が舞台
東北の果てはどんな所かと思えば
案外こんなのもあり、ドラッグストア





最果ての観光センター　アルサス　



今日は６月１３日、　ウニ祭りが開催され

選んだ私が悪かった。その場で食べたらあまりの美味しさ
家族にも食べさせたいと、大阪送りを尋ねてみる
これがまたいい調子、ＯＫＯＫ大丈夫、氷一杯詰めたらね

ウニは安いが氷は高い、１２個の殻付きウニで4,000円も
払ったけど、これってスーパーで売ってる一舟分だから
いくら高くても1,500円くらい？

でもいいわ、最果ての地のウニが主の帰るまでに届いて
食卓にのぼって話題をさらう、考えたら楽しい4,000円だネ

14日遅くに帰って、ウニ食べた？と聞いたら、なんのこと？
東北の宅配便は1日余分にかかるとは
東京集積→関西へ発送.........

あくる日ようやく届いたウニは、しっかり型崩れ
想像はしていたが、箱を開けるのが嫌だった
今更返せと言わないけれど、業者さん、このブログ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　読んで欲しい

お土産はねぶたの凧





観光船出発までは港を散歩
佐井港に浮かぶもう一つの観光船







今日の旅で巡り合った花はピンクのノバラ
この環境に適しているのか、なんとも優雅




さて乗船、今日の風見てギリギリセーフ
出発が決まったサイライト号に乗り込む



ここは1階客席、地下にもぐりこんだみたいで見えにくい
正面は小さな窓になっていて見えるは波ばかり



ブルーシートもあるけれど、やはりデッキが醍醐味
波をかぶらないよう、ビニールの囲いでガードしている



操縦席まで近づいて今日の波の調子を聞くと
これが又若い船長さん、夏なもんで調子は上々と



目指すは仏が浦

誰が名付けたこの名前、奇岩怪石の岩場に
たたずむ仏の姿はまるで五百羅漢さんのよう
そこで仏が浦と名付けられたとか......







近づくと人の何倍もある仏が仁王立ち

船旅の安全を守る仏か
海に命を落とし回遊して
流れ着く人の御霊を抱き込む仏

五百羅漢さんはきっと誰かに似ているお顔あり
それを探すのがお参りと言い伝え



さて上陸と思ったころ、どうやら船はＵターンを始める
この位の波なら上陸は大丈夫と思っていたらダメみたい
そんな....五百羅漢のお膝元へ行きたいよう....

今日の波はいがいと大きくて上陸は難しい
船止めに寄せると波がうねって上陸は危険
ここから良く見ておいて、と船長さんが告げる

観光物産館アルサス２階には、ここ佐井の地出身の
偉人が紹介された展示室があり、初めて知る人に
思いを馳せた




三上剛太郎氏
この人は日本赤十字を立ち上げた功労者で
この佐井の出身であるところから紹介される
藤原のりかさんは赤十字の親善大使のお役柄

薬研温泉宿泊

３泊目は下北半島の東浦から少し山へと入った
薬研温泉を選び、1泊2食付きで充分堪能しました
旅も明日を残して終盤に


秘境薬研温泉お泊り記録





今晩は旅館の会席料理を頂く予約
周囲山の中で、ここしか食事は無し
３泊の旅で、はじめはホテルバイキング
次に町での外食、そして今夜はゆっくりと
秘境の温泉にてお部屋食を注文....さてお品書きは


クリックしてみてね
①先附八寸....左から帆立て貝紐のぬた
　　　　　　　　　　　　　　自家製いかの塩辛
　　　　　　　　　　　　　　　あさりの佃煮

②お造り......殻付きウニ　サーモン　まぐろ赤身
　　　　　　　　　　　ぼたん海老　金目鯛　活け盛り合わせ

③和えもの......蛸の芽株和え
　　　　　　　　　　　　　　松の実ちらし

④酢の物......くずくるみ甘鯛と
　　　　　　　　　　　　　　　　バイ貝舌先

⑤焼き物......ぼたん海老、真鯛の塩焼き
　　　　　　　　　　糸くらげ、こんにゃく、はじかみ添え

⑥鉄板焼もの......鮭切り身、うどんと野菜の
　　　　　　　　　　　　　　合わせ味噌チャンチャン焼き

⑦温鍋物......とりつみれとむつ豆腐の
　　　　　　　　　　　　　　キノコざんまい醤油仕立て

⑧箸やすめ......下北蕎麦
　　　　　　　　　　　　　　　わんこ盛り

⑨お造り二の膳.....岩手牛たたき
　　　　　　　　　　　　　　　フレッシュサラダ添え　
　　　　　　　　　　　
⑩酢の物二の膳......ずわい蟹のヒバ蒸し
　　　　　　　　　　　　　　　　レモンソース

⑪揚げ物......うど、やまごぼう、山菜取合せ天ぷら
　　※特にタラの芽が美味しく、お皿は食した後です

⑪吸い物......鯛ソーメンのにゅうめん
　　　　　　　　　　　　　　ゆで玉子椎茸三つ葉

⑫飯の物......山芋むかごの
　　　　　　　　　　　　　炊き込み御飯

⑬香の物......セロリ浅漬け
　　　　　　　　　　　　まぐろのたまり漬け

⑭水菓子......桃吹き寄せゼリー
　　　　　　　　　　　　　マスクメロン

　　※ちょっと待って、１４品はないでしょう　
　　　　　　せめて奇数に１５品にして頂けるなら珈琲を
　　　　　　　　と言っている間にお運びはこれで終わり
　　　　　　　　しかしとても食べ切れない量に
　　　　　　　　食べ物を残す罪悪感がつきまとう

　　　　生中ビール２杯づつ、熱燗２合入りを３本ばかり
　　　　この続きはラウンジにて......

ホテル館内ラウンジへ
その名も　スナックヒバ





後ろのお嬢さん、どこか国生さゆりに似ていて
独身かと思えば3人の子持ちと聞いてビックリ
だんなはほとんど離婚状態の別居だそうで
この辺では仕事がないから町にでるしかないと
でると帰ってこない、そこで
　　帰ってこいよーを選曲してしまった

ご機嫌な飲み会でした



あくる朝、いよいよ本方の目的地
恐山へと向かう


大畑からむつまで帰ると遠回り
恐山まで１時間３０分かかるという
タクシーで、あすなろラインをショートカットの道のりで行く
以前は薬研から恐山直通の路線バスもあったとか
今は廃線となり、タクシーを呼ぶしかないみたい
ショートカットは30分、４，０００円の道のり





おりしも霧が出て山道を隠し包む
タクシーの運転手さんがしきりとたずねる
お客さんほんどに恐山いくんだらー

あの山からは石ころひとつ持って帰っちゃナンネーヨー
仏さんがついとるから持って帰っちゃー大変だー

こんな感じだったかなーその人が言うには
石ころ持って帰った人が、３日ほどして亡くなったとか

峠を越えて恐山霊場へと続く三途の川が添う

４日目
--恐山--青森--青函海峡--青森帰路





恐山は周囲を山に囲まれた盆地にある
まるで蓮華のように花開いた形の山々の真ん中に
火口湖なのか湖があり、そこから三途の川が流れ出す
霊場の入り口には赤い反り橋が架かっているが
決して渡ってはいけないと言ったように陽光に反射

この写真をみて驚いた





今から１２００年の昔、貞観８６２年に
天台宗の慈覚大師により開山される
地蔵菩薩一体を本尊とした子供の守り神

亜硫酸ガスがまだあちこちより噴き出す
岩肌の恐ろしさは地獄にたとえ

蓮華の山水をたたえた湖をとりまく白砂の浜は
極楽になぞらえられて１０００年の長きにわたり

ひとを想う　ひとの心　霊場恐山

長い間の念願かなって初めてのお参り
入口には六地蔵さんと慈覚大師のお姿があり
茶店で線香と駄菓子を買って、お供えの風車を買い添える
境内に一足踏み入れるとぞくりとした感触から始まった



旅の記憶がついえぬままに




本堂の山門両脇には仁王様





左になんと風呂場があった
男湯女湯別れて建って
中に入ると今から入浴する人が
若い女性だからちょっと驚いた

青みがかった硫黄泉、きっとシャンプーも
石鹸も、泡立たないのに違いない
洗うより湯につかることに薬湯効果の値打ちありか





ありがたい御蔭の湯に入らなかったのが
ちょっと心残り

本堂の脇を抜け奥の院山道へとつづく







ここが奥の院への道




クマ笹は余ほどに強い
火山ガスの報復にもめげず
緑を保ってはびこる






不動明王がにらみをきかした奥の院
頂上から下り賽の河原へ向かう





ところどころより噴き出す亜硫酸ガスに
目も痛い、喉が痛い、頭も痛くなってきた
不思議な鞭うちに身をおきさらばえ



時々は知らない人の燈明に手を合わせる
かざぐるまはどこへお供えしようか










まるで血の池から沸いたような
赤黒い水藻が流れて茂る
これはいったい何？
ちょっと気持ちが悪くてさわれない



この水は、血の池地獄と名付けたところを通って
賽の河原へと流れていくその途中らしい



どなたかがお祀りされた仏様が
ところどころに鎮座して頬かむり



この方は戦争の慰霊か
その出で立ちは英霊に





人はみな　それぞれ悲しき　
　　　　　　　　　　　　　過去持ちて
　　賽の河原に　小石積みたり









ここは水子の供養塔
お供えのお菓子をあげようとすると
バタバタとカラスが間近に迫って
目の前ほんとにビックリ！
ギャー！て声をあげてしまった






ようやく賽の河原へ





















恐山　心とみゆる湖を　
　　　囲める峰も　蓮華なりけり
　　　　　　　　　大町桂月


胎内を通り抜け　下界へ降りる
赤ん坊の心となって、輪廻転生？


☆
　　　　　　★
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆

  

6月5日(金)～6日(土)
マッスルコート研究会全国総会
宮崎へ行ってきました。
高２の修学旅行の思い出を訪ねて青島
名門フェニックスでゴルフコンペ
東国原知事が宣伝するそのまんま宮崎を満喫






朝からの激しい雨に飛び立つのも怖い
プロペラ機の方がアクシデントには強いとか
宮崎空港に着くころには雨もあがって
マッスルコート研究会総会の合間に散策
堀切峠と青島を訪ねる
ブーゲンビリアの紅い花は額ですってね




やはりスゴイ知事人気、知事改革

日本国内におけるハネムーンのメッカは
東は熱海、伊豆の温泉
西は白浜、宮崎が一番乗り
まだ、海外旅行なんて夢のまた夢
１ドルは３６０円の時代に庶民の給料は
１３，８００円という流行歌があったのを
ご存じですか？

もっとも私の時代、昭和４５年以後
1970年エキスポの影響も受けて
グァム島、ハワイなんてようやく海外へと
ハネムーンの行き先が変わっていきます

堀切峠に咲く花
桃色のランタナが海岸線に生い茂る


背景の山肌は整地され多種類の南洋の花が植樹される
白い花はダチュラ(別名エンジェルトランペット)


そして沖縄島歌におなじみのこの花は宮崎の環境にもなじむ
赤い花デイゴ　切るほどによく咲くと言われ





バス停堀切峠には展望台レストランがあった



なんと贅沢！安くて新鮮
なんとおいしいものに出会えたことか！
大変ご機嫌な訳はカツオ刺身丼です




この展望に魅せられながら、お料理もすっかりカラに
バス停のアガパンサスが見送ってくれる





旅行先ではよくバスに乗ります
タクシーは簡単だけれど見晴らしが良くない
バス停の名前を聞くたび旅情豊かに景色を見て
読めない地名も覚えたりします、それがバス

青島亜熱帯植物園に到着




この紫の花の名前がわからない
堀切峠にもたくさん植樹された花木



青島の入り口で頑張っている車屋さん
足が痛くてつい買ったサンダルは５００円
ついでに人力車に乗ってしまって5,000円
ギョっとなるほど高いので反省した
値段を聞いてから乗るべきだった
今日しか会わない人にボッタクリ？

だって京都の嵯峨野で30分乗っても3,000円だよ
青島まで植物園前をまわって10分で5,000円
こんな高い人力車聞いたことないや








海岸線の侵食は堆積岩を洗濯板のように変えた

高2の修学旅行で鬼の洗濯岩に立った
そこにはウミガメの形の岩が確かあったはず
いくら探しても無いということは、
波に削られどこへやら消えていった？



青島神社は皇室由来
宮崎の歴史は
神話ロマンにあふれる
日向の国と呼ばれた
太陽が昇る国



青島神社の境内はうっそうと南国の亜熱帯植物におおわれ
神社のイメージとはほど遠いヤシの木が生える
ビロー樹は神域に５，０００本も生育し
芭蕉の木には小さな実が

御祭神は天津日高彦火々出見命
　　　　　　豊玉姫命　塩筒大神

第1代　神武天皇の御由緒ある神社です


本殿脇　右にお祀りされるのは
海の神　海積神社




左にお祀りされるのは
山の神　石神社





以前は無かった平成の御代に
蝋人形博物館が誕生
日向神話館を覗いて見ました


山幸彦、海幸彦と天津日高彦火々出見命
繰り広げられる神話の世界が蝋人形で表現
海幸彦と山幸彦は互いの使命が異なるが


山幸彦、塩積の大神に送られ海神の宮を目指す


海の神様は山幸彦を厚くもてなす


山幸彦と豊玉姫は互いに去りがたく恋に落ちるが


山幸彦、名残惜しくも海神の宮を後にする


山幸彦は、海幸彦を魔法の玉を使い苦しめる
今や恋敵となり、思いは豊玉姫へとつのるばかり


かくして豊玉姫産屋でウガヤフキアエズの命を出産する


神子は成人し玉依姫と結婚、４人の子供をなされた
その御子たちは東を目指しやがて大和を平定、
カムヤマトイワレビトは初代天皇に即位される

そのお方こそ第１代　神武天皇
皇室の歴史の始まりやここにあり


さてもにぎやかに祝うは七福神



お喜び神々が集われた七福神
ここにおわすは日向の国の神々

　　青島神社に行ってみて下さい
　　詳しい神話が勉強できます



５００円のサンダルは３０分の道のりに
耐え切れず底はボロボロ、まさかの履き捨て
バス待ちのベンチで情けなくも又靴に履き替え



次のバスが来るのを待ちました


１日目青島と堀切峠

さて２日目はフェニックスでのゴルフです
６月５日(金)快晴


最高のゴルフ日和に恵まれて
伝統のフェニックスを行く
前の組いちばん右端はうちの社長です



ＤＩＣマッスルコートのメンバーとご一緒に
最高の１日は午前良し午後悪しの
最終ブービーでありましたが、ゴルフ出来るだけでも
これが最高！





スタート前の気分が最高です
今日こそベストを目指し気分はシングル
終わってみればいつも通り

ここは宮崎フェニックス


フェニックスの歴史を物語る歴代優勝者の写真が
ロビー、階段、廊下にと飾られ、往年のプレイヤーに
懐かしく目を留めます

少しご紹介しましょう



レイ　ウエストウッズ



真ん中　尾崎将司




タイガー　ウッズ




ジャック　ニコラウス
セベ　バレストロス
来日のサインと優勝カップ

彼らの絶賛フェニックスは健在
シーガイヤは消えていった....。

☆
　　☆